【幸福度が上がる】寝る前の4つの習慣【ポジティブ心理学】

こんにちは。

今回は『幸福度が上がる寝る前の4つの習慣』というテーマです。

 

<こんな人に役立つ内容です>

✔️ついつい落ち込んでしまう方

✔️メンタルが不安定な時期の方

 

仕事が忙しいときや、

ショックなことがあったとき、

新しい環境に飛び込んでストレスが大きいとき、

なんだか気持ちが落ち着かないなぁ・・・

ネガティブな気分になることが多いなぁ・・・

こんな精神状態になってしまいますよね。

この記事では、幸せな気持ちで毎日を過ごすために役立つ習慣をご紹介します。

「幸せ」ってそもそも何?

誰もが「毎日を幸せな気持ちで過ごしたい」と思っているでしょう。

しかし、「幸せ」とはかなり抽象的で曖昧です。人によって定義が異なります。

「幸せ」とは非常に主観的な状態のことを指していますが、

「私は幸せである」と感じている人が共通して持っているものが実はありました。

それが、『実践ポジティブ心理学』の著者、前野隆司氏が研究し分析した「幸せの4つの因子」です。

<幸せの4つの因子>

・「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)

・「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)

・「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)

・「ありのままに!」因子(独立とあなたらしさの因子)

ざっくり言うと、

✔️やりたいことがありそれに向けて成長している

✔️健全なつながりを持ち感謝している

✔️なんとかなるさと前向きに楽観視している

✔️自分らしく振る舞うことができている

これらの要素を持つことが幸せに生きることに繋がっているのです。

ピークと終わりが大事な「ピークエンドの法則」

ここから、ある法則をご紹介します。

それは「ピークエンドの法則」というものです。

この法則は、

苦痛や快楽の評価はその活動のピークとエンドで決まるのであって、どのくらいの期間続いたか、は無視される

というものです。

2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)氏によって提唱されました。

 

カーネマンは被験者を2つのグループに分け、

最初のグループには不快な騒音を大音量で8秒間聞かせました。

もう一方のグループには、最初のグループと同じ騒音を8秒間聞かせたあと、

「いくらかマシな音」をさらに8秒間聞かせました。

その後に被験者の不快度を計測したところ、

最後に「マシな騒音」を聞いた2つ目のグループのほうが、

1つ目のグループよりも不快度が低かったのです。

 

これは、最後(エンド)の「マシな騒音」の印象が強く残り、

結果的に全体の不快度が低くなったものと考えられます。

これがピークエンドの法則です。

この法則は、映画やビジネスの交渉など、様々な場面で応用されています。

幸福度は1日の終わりで決まる

さて、幸せになるためには「幸せの4つの因子」を大きくすることが効果的だとわかりました。

この「幸せの4つの因子」を大きくする行動のことを「ハッピーエクササイズ」と言います。

そして、このハッピーエクササイズを寝る前に行えば、

ピークエンドの法則により、「幸せな1日だった!」という気持ちで眠ることができます。

何かショックなことがあったりネガティブな気持ちがあったとしても、

1日の終わり(エンド)を幸せにすることでその日の幸福度が高まるのです。

寝る前に行こなうべき4つのこと

では、その日の幸福度を高めるために、寝る前にどのようなことを行えば良いのでしょうか?

「幸せの4つの因子」を高める具体的な行動を1つずつ紹介していきましょう。

<寝る前に行う4つのハッピーエクササイズ>

✔️自分の夢や目標を紙に書き出す

これは「やってみよう因子」のエクササイズです。

自分の夢や目標、強みなどを紙に書き出すことで、自己実現に向かって成長していくんだ、という気持ちになることができます。

 

✔️その日の感謝を3つ書き出す

これは「ありがとう因子」のエクササイズです。

家族やパートナーなど、すぐに感謝を伝えられる相手がいる場合は、あなたの言葉でひと言「ありがとう」と伝えましょう。

伝えることが難しい場合は、その日の感謝を3つ書き出すと良いです。

 

✔️不安を書き出し「なんとかなる!」と思う

これは「なんとかなる因子」のエクササイズです。

まずは不安なこと、心配に思っていることを紙に書き出してください。

そしてそれを「なんとかなる!」に変換してみてください。

例えば、「明日のプレゼンが不安」ならば、「プレゼン前に上司に相談してみたらいいじゃん!」と考えてみます。

 

✔️自分らしくいれなかったことを書き出す

これは「ありのままに因子」のエクササイズです。

その日の「自分らしくいれなかったこと」「人目を気にしてできなかったこと」を書き出します。

そして、それをポジティブに変換させます。

会議で言いたいことが言えなかった」のなら「次は1個は言いたいことを言う!」と書きます。

これらのハッピーエクササイズを寝る前に行ってみましょう。

まとめ

毎日を幸せな気持ちで過ごしたい!

そう思っている方は、

寝る前に4つのハッピーエクササイズを行うことで、

幸福度を高める習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。

【幸福度が上がる】寝る前の4つの習慣【ポジティブ心理学】」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 幸せになるために手に入れるべきもの【幻想の幸せを追いかけない】 |

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