【テトリス効果】ポジティブになる5つの習慣【ポジティブ心理学】

こんにちは。

今回は『ポジティブになる5つの習慣』というテーマです。

<こんな人に役立つ内容です>

✔︎何事もついネガティブに考えてしまう方

✔︎物事の悪い面ばかり気になってしまう方

✔︎ポジティブな思考を身につけたい方

 

ついネガティブになってしまう、という方はこんな気持ちになりますよね。

「何かやろうとしても、どうせ自分には無理だ・・・と諦めてしまう」

「一時的に前向きになれても、気づけばネガティブになっちゃう」

「うまくいっているからポジティブになれるんじゃないの?」

 

ちなみに、もともと私もネガティブなことばかり考えてしまったり、人の目が気になって行動できなかったりする性格でした。

最近だと、HSP( Highly Sensitive Person)だとか繊細さんだという言葉もよく聞きますよね。今でも私は完全にそれです。それはそれで受け入れています。

でも、これからお話する習慣を取り入れて少しずつ前向きな思考、ポジティブな思考ができるようになり、毎日が生きやすくなりました。

ポジティブは、作れる

どこかの化粧品のCMのコピーみたいですが、、、

結論から言うと、

習慣を変えるだけで考え方は作れる

 

なんかこんな感じの言葉よく耳にしたことがあるな・・・

 

そうお思いの方はたくさんいると思いますが、下記の言葉が有名ですよね。

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる。

ウィリアム・ジェイムズ(心理学者、哲学者)

ここで言う「習慣が変われば人格が変わる」のように、

習慣を変えることでポジティブな考え方に変わることができます。

このことがいくつかの研究で明らかにされています。

誰もが経験がある「テトリス効果」

ここでは「テトリス効果」を紹介します。「テトリス・エフェクト」とも呼ばれます。

これは簡単に言えば、テトリスを長時間プレイしたあとに街を歩くと、

街にある建物や車などがテトリスのブロックに見えてしまう現象です。

 

みなさんも一度は似たような経験したことがありますよね?

✔︎ドラクエをやり込んでいると、リアル世界で買い物をしてお金が無くなったら「モンスターを倒して稼げばいいや」と一瞬考えてしまった

✔︎夜遅くまで仕事をしていると、眠りについても仕事をしている感覚がある

✔︎サスペンスドラマやアニメを見続けているとき、夜道で自分も命を狙われていると感じて警戒しまう

 

この「テトリス効果」については、ハーバード大学のRobert Stickgold准教授が研究しました。

様々な被験者にテトリスをプレイしてもらい、脳の変化を調べたのです。

そこから明らかになったのは、

特定の作業を何度も繰り返すと時間の経過とともに脳の力をあまり使わなくても作業ができるようになる

ということでした。

脳の神経細胞(ニューロン)はお互いにつながり合い、シナプスを通じて情報を伝達しています。

そして、何かを学習すると、神経細胞同士のつながり方(神経回路)が変化します。

神経回路のスイッチが入るたびに、シナプスの働きは効率的になり、回路は強固に、そしてスイッチが入りやすくなるのです。

つまり、

何度も繰り返し行い強固な神経回路を構築すれば、脳の力をあまり使わず自然にできる

ということです。

ポジティブな「テトリス効果」を生み出そう

この「テトリス効果」を、自分の考え方を変えることに役立てることができます。

ネガティブなことばかり考えてしまうのであれば「ポジティブなことを考える習慣」を作り出し、

何も努力しなくとも自然にポジティブな考え方ができるようにすればいいのです。

そうすることでより多くのエネルギーが湧くようになりますし、行動を起こし、より自分の人生の成功に近くことができるようになります。

ある研究によると、「毎日3つの良いことを探す」という訓練を1週間続けた人は、1カ月経ってからも幸福を感じ、憂鬱な気分になることも少なかったそうです。

この研究では、3カ月後と6カ月後に追跡調査が行われました。

当然のことながら、参加者の中でもっとも幸福を感じていたのは、長く訓練を続けていた人たちでした。

 

でも、どんなことを習慣にすればいいの?

ポジティブ思考の習慣については様々な書籍やネットで方法が挙げられていますが、

実際に私が実践し、日々の習慣に取り入れやすく効果があったものを5つ紹介します。

ポジティブになるための5つの習慣

①1日の始まりの朝に「幸せだと思うこと」を1分間書き出す

「天気が良い」「ご飯が美味しい」何でも構いません。

専用のメモ帳をつくることをオススメします。

仕事で病んでいた時期に私も行っていて、朝のすっきりとした頭で行うことで1日の始まりがとても清々しくなります。

②「今日はどんないいことがあった?」を口癖にする

同僚や友達と話す際、家族と夕食を食べる際などに、

今日1日どんないいことがあったのか聞いてみてください。

「上司に褒められた」「雰囲気のいいカフェを見つけた」など何かしら出てくるはずです。

ポジティブな感情を相手と共有すると、その空間にポジティブな空気が流れ、よりいいことが起こる確率が高まります。

③知らない人に親切な行動をとる

他人に親切な行いをすることが自分の幸福度を高めてくれるという話もよく言われています。

私も残業で連日終電近くで帰る日々が続いたとき、とても疲れていたので電車で座りながら寝たい気持ちだったのですが、途中から乗ってきたお婆さんに勇気を出して席を譲りました。

すると、なぜか反対に疲れが消えていった、という経験があります。

気づいたときだけでも、勇気を出して人に優しくしてみましょう。

④感謝を伝える

「ありがとう」を伝えることを習慣にしましょう。

いつも一緒にいてくれるパートナーにはもちろんのこと、コンビニのレジの子や、オフィスのトイレ掃除をしてくれている清掃員などにも言いましょう。

私も最初のうちは恥ずかしさがありましたが、それ以上に爽やかな気持ちになることができます。

あなたは今日、誰に「ありがとう」と伝えますか?

⑤意味もなくテレビのニュースをつけない

最近はテレビを見ない人も多いと思いますが、私もテレビでニュースを見ることはほぼありません。

なぜなら、ネガティブな気持ちになるからです。

「どこどこで事件があった」「だれだれが不倫した」など、自分にはまったく関係のないニュースのせいで嫌な気持ちになります。

私は周囲の影響を受けやすいタイプなので、特に自分の目や耳に入る情報には気をつけています。

自分にとって気持ちが上がる情報、下がる情報は何なのかを一度整理してみてはいかがでしょうか?

まとめ

気がつけばネガティブなことばかり考えてしまう・・・

マイナス思考な自分が嫌になる・・・

そんなことをふと思った時は、ポジティブな「テトリス効果」を生み出すために

上記の習慣を1つでも実践してみてはいかがでしょうか?

より詳しいポジティブ心理学について知りたい方は下記⬇️の本を読んでみるのがオススメです。


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【テトリス効果】ポジティブになる5つの習慣【ポジティブ心理学】」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 20秒で習慣を変える方法【ポジティブな人生へ】 | ぴーおのブログ

  2. ピンバック: 【日本人に必要】ポジティブ心理学ってなに?【日常に活かすための3つの方法】 |

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